出会いの根源

男女が出会い、恋をして恋愛となると、その異性は恋人という存在になります。では恋人とはどのような存在になるのでしょうか。男性と女性が付き合っている状態を言い、そんな異性を恋人と呼ぶことを世間でいう常識というのでしょう。しかし、男性と女性の関係だけが恋人でもありません。同性愛者ということもあります。そう考えると男性だとか女性だとかではなく愛し合っている状態で関係が成り立っている相手のことを恋人と呼ぶのでしょう。

恋人同士となると付き合うという言葉が代名詞のように使われてしまいますが、そもそも付き合うというのは恋人同士だけとは限りません。例えば、既婚者との出会いが発展してしまった不倫関係なんていうのもあります。本人同士の認識しきというのもあるのかもしれませんね。一般的に、付き合うというのは相手に出会い「好きです」「付き合ってください」という言葉がきっかけで交際がスタートしますが、最近ではそのような言葉がないままに付き合っているという状態になることも少なくありません。そう考えると恋人同士や付き合うということは、あくまでも本人同士の意志であると言えるでしょう。

しかし、ふと考えると人はなぜ恋人という存在を求めようとするのでしょうか。私の考えでは、それは太古よりDNAに刻まれた動物としての本能である生きる目的い関係しているのではないかと思います。動物が生きる目的というのは根源を辿っていけば、それは種の保存と繁栄なのです。そのためにすべての動物は子を産むのです。そのためにはパートナーを必要とします。そのパートナーとの性交を行うことによって新しい生命が誕生させていくのです。それは人間だって同じことでしょう。

そして、その種のを残していこうとする過程の中で、本能的に良い遺伝子をのこしたいと思うのです。そのために良い遺伝子が残せるであろうという相手を選定しているのです。それは人間でいうところの好みやタイプということになるのです。したがって、人間は他人との出会いにおいて第一印象が良い人を好み、外見も内面も良いと思える人をその恋愛の相手として選ぶのです。

しかし、人間というのは他の動物と違って進化の過程において脳の発達を行ってきました。その脳の発達のおかげで人間はいろんな感情を抱くようになりました。したがって、生きる目的が種の保存だけではなくなってきたのです。その本能的なものよりも違うことに大きく興味を持つようになったのです。したがって、人が出会い恋人や夫婦という関係を築こうとします。また、この関係を作り出したのは人間なのです。そのように人と人との出会いや関係性に意味合いを持たせようとするのも人間独特のものとも言えるでしょう。人が出会い、恋人となるのは結婚や、その先にある子供を生むための準備段階であると思ってきましたが、どうやらそれだけではないみたいです。そのような側面もありますが、感情を多く持ったが故に気持ちや心というのを利用して生きる目的や価値を見出すための関係でもあるのかもしれません。

しかし、そのような感情も元を辿っていけば、種の保存という目的をもった動物の中にあるDNAに本能が刻まれているからであって、それがなければ生まれなかった理由なのかもしれません。人間が生きていく上でそこまで深く考えることはないでしょうが、本能に突き動かされて行動しているということは間違いありません。このような話をすると心理学や哲学的な話になって気難しいと思うかも知れませんが、人の感情を科学的に解明しようとしても無理な話となるのです。人間同士が出会い恋に堕ちて、恋人となってその果てには結婚があって子供を生んで、次の世代へと渡していくという、この人間が歩んできた人生は今も昔も変わることもないでしょう。

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